「咸臨丸サミットin笠間」を開催しました

2024年12月5日

「咸臨丸サミットin笠間」を開催

咸臨丸で渡米を果たし、幕末から明治にかけ多くの功績と足跡を残した小野友五郎や勝海舟など咸臨丸に関わる子孫たちを招いて、2024年10月27日、笠間稲荷神社(笠間市笠間)で「咸臨丸サミットin笠間」を開催しました。
多くの市民、歴史愛好家ら250人が訪れ、会場は満席となり、子孫らの話に熱心に耳を傾けました。

サミットでは歴史小説家の鳴海風氏が「幕末日本の再検証・咸臨丸アメリカ渡航の意義」と題して基調講演。
この後、咸臨丸子孫の会会長の藤本増夫さん(大熊実次郎の兄の玄孫)、高山みな子さん(勝海舟の玄孫)、小林賢吾さん(浜口興右衛門のひ孫)、宗像信子さん(木村喜毅の玄孫)、小野孝太郎さん(小野友五郎の玄孫)、榎本隆一郎さん(榎本武揚の玄孫)の6人の子孫が登壇し、「子孫が語る幕末日本・咸臨丸未来の船出」をテーマにパネル討論を行い、先祖たちへの思い、咸臨丸の意義などについて語り合いました。
これに先立ち、第3回小野友五郎新聞コンクールの表彰を行いました。

サミットには咸臨丸に関係する福島県矢祭町の佐川正一郎町長、北海道木古内町の鈴木慎也町長、山口伸樹笠間市長も訪れました。

主催は小野友五郎を伝えてゆく会(杉田捷機会長)。笠間市、笠間市教育委員会、咸臨丸子孫の会、笠間稲荷神社、笠間観光協会共催、笠間ライオンズクラブ、かさま歴史交流館井筒屋後援。

(詳細は小野と友五郎を伝えてゆく会第4号会報に記載)